沖縄市にあるはりきゅう治療院

鍼明笑 鍼灸師 山内です

緑内障の事で少しお話しさせてください。

通常人の眼圧の正常値は10~21mmHg(ミリメートル水銀柱)です。21mmHgを超えると高眼圧といわれます。

もっと詳しく知りたい方はネットで緑内障と検索するとわかりやすく説明されているので、ここで詳しく説明しませんが、

緑内障は視神経の異常で、視神経がつぶされた状態になり、高眼圧の緑内障では、圧力により視神経が委縮します。

また眼圧が正常でも、視神経が圧力に耐えられない場合に視神経に異常が起きるとされています。緑内障には多くの病型があり、とくに眼圧が正常範囲のタイプが日本人に多いことがわかっています。

緑内障は、正常値の21mmHg以下なら心配ないというわけではなく、視神経乳頭の陥凹の状態や視野障害の状態を加味して判断する必要があります。

当院にいらっしゃる緑内障の患者さんは眼圧が17mmHgという方もあれば9~12mmHgの方もいます。

眼圧だけで緑内障と判断してるのではなく、病院の検査により緑内障と診断された方の治療をしていますが、ほとんどの方が手術を目前としている方だったり視野狭窄がかなり進行してる方が多いようにおもいます。そうなる前に健康診断等で緑内障の疑いがあるといわれたらすぐにでも鍼治療をおすすめします。

視界がみえずらい、眼球の周りや目の奥が痛い、黒い影が見えるなど、パソコンの作業が多く近視がある方などは特に意識していただきたいと思います。

当院の考えは、眼圧が10~12mmHgにおさえていこうこうという考えのもと治療を行っています。

できるだけ初期の段階で鍼治療をしていただくことで進行をおくらせたり、費用もおさえることができると考えています。

日本人に増えてるといわれてる眼疾患(緑内障)日ごろから意識して不調や変化に気が付いてもらえたらと思います。